教育随想(授業づくり・集団づくり・児童理解)

実践、反省、さらに実践・・・

子供たちを相手にして、悩んだり迷ったりしている先生に読んでいただきたいと思っています。
迷うことが、悩むことが先生の良心であり、最も大切な能力ではないのでしょうか。
 わかったことよりわからないこと、できたことよりできなかったことに 心を向けていく先生は 素敵だと思います。

教育随想 705回  教育雑談 よくあることなんだ

学校に接している住民からの苦情。
生徒が菓子のからを民家に投げ入れて困る。
学校の対応。
「学校の規則として、勝手な校内飲食は禁止していますので、そういう事実はありません。」
学校は、生徒がルールを守っているという前提にたって応対している。
「一度、調べてみます。」とは言わない。
その時の町内会の人々が、町内のごみを拾ってまわったそうです。
一番多かったのは、学校周辺だと言われた。


小学校で、クリーン大作戦と称して、地域のごみを拾う活動がある。
せめて、子どもたちが自分の教室を片付けてからにしてほしいものである。


我が家に聞こえてくる学校の校内放送。
朝や昼食時の学校放送。
先生の連絡放送。
どこにいる先生と子どもに向かって放送されているのやら。
「これから職員会を行います。至急、会議室に集合してください。」
朝、会議の件は連絡されているはず。
先生方は、忘れっぽいのだろうか。
私のようにすぐに忘れる者の集まりであるなら仕方がないだろう。


校長の話。
「始業時間には、すぐに教室にあがってください。」
「朝集のあとに学年相談をせずに事前に打ち合わせをしておいてください」
そんなことを指示する管理職に限って
朝集の話、児童朝会の話が長い。
始業開始時刻を過ぎている。


学校社会には世間と違うことが多い。
子どもたちを社会に送り出すはずの学校。
世間の常識と学校の常識が異なることが多々ある。

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