教育随想(授業づくり・集団づくり・児童理解)

実践、反省、さらに実践・・・

子供たちを相手にして、悩んだり迷ったりしている先生に読んでいただきたいと思っています。
迷うことが、悩むことが先生の良心であり、最も大切な能力ではないのでしょうか。
 わかったことよりわからないこと、できたことよりできなかったことに 心を向けていく先生は 素敵だと思います。

教育随想 341回 コロナ感染予防 教室での学習一つのチャンス

子どもたちの机の間を離し、子どもたちが密にならないようにして授業が始まっています。
ペアや班での話し合いは難しい状況にあります。
私は、授業をする上で大きなチュンスになると考えています。


安易にペアや班学習を活用しないことです。
一見、子どもたちが学び合っているように見える班学習は、必ずしも個人の思考、勉強が深まるとはかぎらないからです。
班の話し合いをすることによって、勉強の苦手な子どもは、自分の考えよりも勉強が得意な友達の意見に任せて、自分は、そのなかに埋没させてしまいます。
あるいは、個人でしっかりと考えることなしに、周りの友達の考えに付和雷同します。
自分が考えなくても誰かが考えてくれるという安易な姿勢が生まれることもあります。
先生も、学習に行き詰まると「班で考えてごらん」と、明確な意図もないまま班学習に移行します。


さて、ペアも班の活動なしでの授業は、「自学自習」「自力解決」のチャンスです。
集団学習のねらいは、個人の育成がねらいです。
「個を鍛える」ことを試行、実践するチャンスです。


課題に対して、自力解決の場を多く設定します。
その時に「ノートで考える」という意識、活動を充実させます。
ノートに向かって、自分を映し出します。
言葉に表すことで、自分の考えをより明らかにします。
国語の読みのノートならば、どれだけ一時間で自分を刻むことができたかを評価します。
子どもたちの自力解決の進み具合がノートに表れるようにします。


次に先生の指導が大きなポイント子どもたちの机の間を離し、子どもたちが密にならないようにして授業が始まっています。
ペアや班での話し合いは難しい状況にあります。
私は、授業をする上で大きなチュンスになると考えています。


安易にペアや班学習を活用しないことです。
一見、子どもたちが学び合っているように見える班学習は、必ずしも個人の思考、勉強が深まるとはかぎらないからです。
班の話し合いをすることによって、勉強の苦手な子どもは、自分の考えよりも勉強が得意な友達の意見に任せて、自分は、そのなかに埋没させてしまいます。
あるいは、個人でしっかりと考えることなしに、周りの友達の考えに付和雷同します。
自分が考えなくても誰かが考えてくれるという安易な姿勢が生まれることもあります。
先生も、学習に行き詰まると「班で考えてごらん」と、明確な意図もないまま班学習に移行します。


さて、ペアも班の活動なしでの授業は、「自学自習」「自力解決」のチャンスです。
集団学習のねらいは、個人の育成がねらいです。
「個を鍛える」ことを試行、実践するチャンスです。


課題に対して、自力解決の場を多く設定します。
その時に「ノートで考える」という意識、活動を充実させます。
ノートに向かって、自分を映し出します。
言葉に表すことで、自分の考えをより明らかにします。
国語の読みのノートならば、どれだけ一時間で自分を刻むことができたかを評価します。
子どもたちの自力解決の進み具合がノートに表れるようにします。


次に先生の指導が大きなポイントになります。
先生は机間巡視して、子どもたちの進み具合、関心、つまずきを確認し、助言します。
その時に、児童一人ひとりのカルテに記入しながら進めます。
カルテはB4の用紙に、児童全員の枠をつくり、そこに一時間ごとに記録します。
先生は、子どもたちを具体的に把握、指導するためにカルテによる授業を実施します。
子どもたちの発表をうながすことなく、独自学習を進めます。


子どもたちのつまずき、行き詰まりを察知した先生は、全体の子どもたちに助言をしたり課題を修正したりします。
その時に、子どもたちの考えも紹介します。
もう一度、自力解決、独自学習、カルテによる学習状況の把握を考えられたらどうでしょうか。
特に、カルテよる学習の把握は、子どもを把握する上でとても役に立ちました。


になります。
先生は机間巡視して、子どもたちの進み具合、関心、つまずきを確認し、助言します。
その時に、児童一人ひとりのカルテに記入しながら進めます。
カルテはB4の用紙に、児童全員の枠をつくり、そこに一時間ごとに記録します。
先生は、子どもたちを具体的に把握、指導するためにカルテによる授業を実施します。
子どもたちの発表をうながすことなく、独自学習を進めます。


子どもたちのつまずき、行き詰まりを察知した先生は、全体の子どもたちに助言をしたり課題を修正したりします。
その時に、子どもたちの考えも紹介します。
もう一度、自力解決、独自学習、カルテによる学習状況の把握を考えられたらどうでしょうか。
特に、カルテよる学習の把握は、子どもを把握する上でとても役に立ちました。

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