教育随想(授業づくり・集団づくり・児童理解)

実践、反省、さらに実践・・・

子供たちを相手にして、悩んだり迷ったりしている先生に読んでいただきたいと思っています。
迷うことが、悩むことが先生の良心であり、最も大切な能力ではないのでしょうか。
 わかったことよりわからないこと、できたことよりできなかったことに 心を向けていく先生は 素敵だと思います。

教育随想 969回 ちまたの子供の声 おかしいよなあ

子供たちが学校の外で友だち同士で雑談しています。
その話のなかにおもしろい話がありました。


話題1
先生の机の周りは整理整頓できなくて、どうしてぼくらには整理しろと強制するのかな。
ぼくたちは毎日机をふいているけど、先生の机を自分でふいているのをみたことがないよ。
休憩時に、机の上を整頓してから外に遊びに行きなさいというけど、一番、ひっくり返っているのは先生の机の上だよ。
知っているだろう、先生の後ろの本棚、本は傾いてきちんと整理されていないんだ。


話題2
先生は掃除の時に一緒に掃除することがあるけど、どうして本気でしていないのかな。
僕らには、一生懸命しなさいというのに、先生は、少しだけ掃除したらすぐに他のことをしている。
先生は、あなたたちの教室だから、自分たちの手できれいにするのだというけれど、先生の教室でもあるはずなのに・・・ね。


話題3
学校の集会の時の先生の態度、気になるよな。
集会から離れて何かごそごそ歩き回っている。何をしているのかな。
ぼくらの様子を見守っているようで、他の景色を見ているときがあるなあ。
前に友だちが気分が悪くてしゃがみこんだ時、先生は近くにいたのに気づかなった。あれはおかしいだろう。


話題4
教室にいる時、先生が、そこに落ちているごみを拾うように言ったけど、ごみは先生の近くに落ちていたんだよ。自分で拾ったほうが早いと思う。おかしいよなあ。


話題5
時たま職員室に用事で入ることがあるけど、先生たちの机の上はきたないなあ。見たことがあるだろう。
お菓子を食べている先生もいたなあ。
学校で一般整理整頓されていないのは、職員室かもしれないぞ。

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