教育随想(授業づくり・集団づくり・児童理解)

実践、反省、さらに実践・・・

子供たちを相手にして、悩んだり迷ったりしている先生に読んでいただきたいと思っています。
迷うことが、悩むことが先生の良心であり、最も大切な能力ではないのでしょうか。
 わかったことよりわからないこと、できたことよりできなかったことに 心を向けていく先生は 素敵だと思います。

教育随想837回 自分の体をさわって骨格の図を書く (4年理科)

課題1
自分の骨格を自分の体を触って図に書く。
上からわからないところは、想像して書く。


教科書は机の中にしまっておく。
A4の体の外形だけの図を印刷して、そのなかに書き込ませる。
背中などは、自分で触れられないので友だちの背中を借りる。
① 骨の図をできるだけくわしく書く
② 友だちの図と比べて話し合う。
・どこが違うか、どこが同じか
③ もう一度、自分の絵を修正する。
※友達の骨格図と比べることで子どもの学習は活気をおびる。


課題2
自分の骨格図を見て、日常の生活、活動(動き)ができるかを考える。
※特に関節を見逃すと動くことができないことに気付く。
 関節がないとロボットの動きに近くなる。
②教科書の骨格図と比べて自分の図を修正する。


課題3
骨の働きについて考えよう
骨の働きを知識として教えるのではなく、それぞれの骨には意味のある働きをしていることに気付かせるようにする。


※6年で学習する内容も入れる。(今、生きる上で必要だから)
①内臓を守っている骨は。頭骨 胸骨 肋骨
② 頭骨にひびがはいっているのはなぜか。
③ 生まれたときは、少しの隙間がある。


➡胸に手をあてて深呼吸
⑤ 腕も足の骨も2本になっているところがあるのはなぜか。
⑥ 曲げられるところはどこか。関節の導入


命を守るためには、自分の肉体のしくみを理解することである。
子どもたちなりに理解できるならば学年は問わない。



 ・何枚かの骨にわかれていることで、もし、骨の一部にひびが入っても全体が損傷しないようにしてある。
④ 肋骨にすきまがあるのはなぜか。

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