教育随想(授業づくり・集団づくり・児童理解)

実践、反省、さらに実践・・・

子供たちを相手にして、悩んだり迷ったりしている先生に読んでいただきたいと思っています。
迷うことが、悩むことが先生の良心であり、最も大切な能力ではないのでしょうか。
 わかったことよりわからないこと、できたことよりできなかったことに 心を向けていく先生は 素敵だと思います。

教育随想 602回 先生にとって重要な一字「適」

先生の教育作用に欠かせない語句とは思いませんか。
適がつく言葉を調べてみました。


適応  その場の状態・条件などによくあてはまること。


適言  その場合にぴったり当てはまった言葉。


適合  ある条件や事情によくあてはまること。


適材  ある仕事・職務に適した才能や能力を持つ人。


適時  ちょうど適当な時。


適所  その人にふさわしい地位・仕事。


適性  ある事に適している性質や能力。


適切  状況・目的などにぴったりとあてはまること。


適度  程度がよいこと


適当  ある性質・状態・要求などに、ちょうどよくあうこと。


適任  その任務によく適していること。


適役  その役に適していること。また、その人に適した役。


適例 適切な例。うまく当てはまる例。


教育者としての先生、子どもに働きかける先生。
どこかで関係のある言葉です。


私は、このなかで最も意識した言葉は「適当」です。
子どもにちょうどよくあう働きかけ、教え方を意識しました。
あとは、私のような者には、先生の仕事は、適材適所ではなかったですね。
そのように思える先生がうらやましいですね。

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