教育随想(授業づくり・集団づくり・児童理解)

実践、反省、さらに実践・・・

子供たちを相手にして、悩んだり迷ったりしている先生に読んでいただきたいと思っています。
迷うことが、悩むことが先生の良心であり、最も大切な能力ではないのでしょうか。
 わかったことよりわからないこと、できたことよりできなかったことに 心を向けていく先生は 素敵だと思います。

教育随想 1076回 子供との楽しみ 目玉授業 顔の演出

先生が子供と接することに楽しみを感ずる。


先生が目覚めと同時に、今日一日の内容を頭に浮かべてみる。
時間割の内容を子供たちの立場になって追っていく。
今日の目玉授業は何か。
子供たちがおもしろいと感じで乗り出してくる授業は何時間目か。
逆に、今日一日の学級生活の目玉は何にするか。
昨日、あの子の表情が暗かったので 今日は。
昨日、算数がわからなくなって落ち込んでいたあの子 今日は。
昨日、授業中に集中していなかったあの子 今日は。
昨日病欠で休んでいたあの子 今日のサポートは。


先生が朝、洗顔をする。
その時に自分の顔を鏡に映す。
自分でいろいろな表情をする。
今日の顔はどの顔にするか。
今日の先生の顔を演出する
特に、先生が疲れている時、それが外に表れないような顔を演出する。
子供たちは、先生の顔を見て授業を受ける。
決して、一つの顔で一時間を押し切らない。


登校してくる子供たち。
先生は、子供たちよりも先に「おはよう」と挨拶をする。
子供たちの挨拶を受けて、先生が挨拶をするのではない。
子供たちを見つけて、遠くからでも挨拶をする。
子供たちは、自分を見つけてくれた先生を見て楽しくなる。
歯切れよく 快活に 顔も添えて にっこりと 挨拶。


朝っぱらから説教するな。
生徒指導上の指導をしたがるのが先生。
職員朝集の時に、生徒指導での注意事項がある。
その内容が緊急を要するものでないなら、終わりの会で話す。
それまで我慢する。
我慢しているうちに、子供たちに伝えるのを忘れることがある
ということは、伝えなくてもよいことかも。


先生が毎朝、一日の子供たちとの活動を思い描きます。
雪が降ってきたら、授業を中断して雪の中に飛び出すのもいいですね。
6時間ある授業、学習形態が連続すると疲れますね。
同じ学習形態が続かないようにします。

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