教育随想 771回 2年国語「スイミー」挿絵だけで あらすじを
あらすじをつかむことは、どの学年においても行われている。 映画でもドラマでも前もってあらすじがわかっていると見通しが立つ。 なかには、あらすじなどはないほうがいい作品もある。 低学年のあらすじは挿絵である。 挿絵だけて゜話の大体の流れを把握する。 挿絵は、子どもたちを物語の世界に引き込む。 スイミ... 続きをみる
子供たちを相手にして、悩んだり迷ったりしている先生に読んでいただきたいと思っています。
迷うことが、悩むことが先生の良心であり、最も大切な能力ではないのでしょうか。
わかったことよりわからないこと、できたことよりできなかったことに 心を向けていく先生は 素敵だと思います。
教育随想 771回 2年国語「スイミー」挿絵だけで あらすじを
あらすじをつかむことは、どの学年においても行われている。 映画でもドラマでも前もってあらすじがわかっていると見通しが立つ。 なかには、あらすじなどはないほうがいい作品もある。 低学年のあらすじは挿絵である。 挿絵だけて゜話の大体の流れを把握する。 挿絵は、子どもたちを物語の世界に引き込む。 スイミ... 続きをみる
教育随想 770回 2年国語「スイミー」 かっこよくスイミーを登場させよう
挿絵をもとにして、あらすじをつかむ。 一言感想を持たせ、発表を通してお互いの違いを意識させる。 お話の流れをつかむことは、子どもたち一人一人の読みの入り口に立たせること。 低学年の場合、文字よりも絵を見てお話の骨格を印象的につかませる。 その前に、子どもたちを連れて物語の世界に入る。 それが書き出... 続きをみる
教育随想 769回 2年国語「ス イ ミー」 主人公に寄り添う子ども
2年生の「スイミー」という作品は、仲間と共に生きることの大切さを示唆する。 今までの学級生活、自分と友だちの在り方を振り返ることもできる。 指導目標 〇文章の中の大事な言葉や文を書き抜き、それをもとに感想を書くことができる。 〇人物の行動や場面の様子などについて、想像を広げながら読み、感想を書く... 続きをみる
水泳指導が始まった。 近所の学校からも水泳指導の声が聞こえてくる。 ところが不思議なことがあった。 プール内からの子どもの声が聞こえてこない。 プールの子どもの様子は、こちらからは見えない。 騒がしい先生の指導の声だけが15分間以上続いている。 スピーカーから流れる先生の声は、近隣の住宅地に響き渡... 続きをみる
4年生の理科、生物学習は四季の変化による動植物の生態を学ぶ。 単元のねらい ○春、観察した生き物が夏の季節になると、どのように変わって生きているかを 観察できるようにする。 指導にあたって ○2つの観察から学習が構成されている。 ①校庭などの木やその周りの生き物が春と比べてどう変わってい... 続きをみる
先生と生徒が教育的実践を通して、共に学び合う、励まし合うことが大切。 この言葉は実践者の戒めでもある。 先生も子どもたちも自分を育てようとする意欲に満ち溢れている。 子どもたちに頑張れと指示して、先生が動かないのではない。 先生は、常に、自分を育てていく気持ちが必要である。 そんなことは、昔から言... 続きをみる
依頼されて採用試験の指導をしていた。 個人だが、講師の方の指導である。 何年間か講師をされている。 その指導が明日で終了。 週に2回、夜間3時間の勉強。 これも縁だと思いやらせていただく。 国語、数学、理科、社会、家庭、体育、音楽、英語等の勉強。 私の苦手な分野もあったが、遅くまで勉強する。 過去... 続きをみる
学校は子どもたちに学力と人間的な基盤を育てる場所である。 ところが、地域や保護者の思いにを気にしながら教育が実施されている。 教育に学校独自の自由さと豪放さが薄らいでいる。 問題が起きると、ほとんどが保護者対策。 ともに協力関係を築かなければならない保護者を対立関係としてとらえる。 問題がおきた時... 続きをみる
教師という肩書き、新卒の時には、この肩書きをどのように受け取っていただろうか。 先生としての自覚、まじめで人間的にも少しは成長していきたいと思った。 日々、自分を先生という仮面に近づけようと努力する毎日だった。 私が先生としての資質にかけるものが多かったからである。 常に、子どもたちから先生と呼ば... 続きをみる
子どもたちが自分自身をとても素敵な存在であると思うことは大切である。 しかし、「どうせぼくなんか」「ぼくはだめだよ」とつぶやく子どもも少ない。 大人が子どもをみる目が厳しすぎると、子どもたちなりの感情や考えが育ちにくくなっている。 厳しすぎると、現実の子どもに満足することなく、いつも不平不満をも... 続きをみる
前回、学級そのものが成り立っていないことをお話しました。 今回は、崩壊の兆候としての事実について書きます。 子どもたちの中には、チャイムがなってもが着席しない子がいる。 先生は、着席するように指示、叱責をすることがある。 しかし、この事実は、次時の学習への興味関心がないともいえる。 子どもにとって... 続きをみる
学級崩壊という言葉は現場で言い古された言葉である。 しかし、本当に学級崩壊になったのだろうかと疑う。 特に、最近、子どもたちへの指導の様子を聞くと、学級崩壊ではないのではと思ってしまう。 そもそも、学級崩壊なんて,初めからなかったのではないか。 崩壊とは、くずれこわれることである。 だから、もとも... 続きをみる
一年間,子どもを担任して、学習指導を通して、どれだけの子どもたちが成長したのか。 そして、先生は、どれくらい先生として育てられたのか。 一年ごとに子どもと共に成長する先生は,10年たったらどれだけの先生になっているのか。 本当に,子どもたちから学んでいるのであれば、先生は成長するはずだ。 子ども... 続きをみる
教育の世界は、新しい造語を伴って、あたかも新しい教育が優れているという印象を与えている。 教科教育、教育心理、教科教育法、教育工学等あらゆる場面から教育にアプローチしている。 しかし、教科教育の本質は、教育哲学にある。 かつて、校長を退職され、そのあと授業実践を通して全国を行脚された芦田先生。 国... 続きをみる
教育随想757回 教育随想 情報の海の中で生まれ 育つ子どもたち
ネット検索 目的をもってみることが少ない。 最初は、ある情報を把握したいと思う。 しかし、すぐに他の情報に心がうつろいでいく。 そして、ネット情報の蟻地獄に陥る。 必要としない情報に引き込まれる どうでもいいはずの情報に翻弄される。 自分とはちがう異様な世界。 好奇心だけで検索する。 暇つぶしでも... 続きをみる