若い先生、勤務経験の短い先生は、ベテラン先生に指導を受けることも多いです。 納得のいくこともあるし、首を傾げることもあります。 私は、ベテランの先生から熱心に指導していだきました。 反対に、「それは子どもに通用しないよ」と言われて、実践する前につぶされた指導案もあります。 教員3年目の時に、当時、私の学校で理科教育の全国大会をすることになりました。 私は、その時、5年の担任でした。 学年4クラス…
先生の姿を見ていると、口だけで教育している場面か゜あります。 子どもへの注意、指導を言葉だけで、子どもを変えようとしています。 言葉は、内容を伝えるだけの道具になっています。 「・・・しなさい」「できるだろ」「わかったでしょ」と言葉だけで教えようとしています。 子どもは、権威・肩書きを背景とした先生の言葉に従わないわけにはいきません。 街を歩いている子どもに同じ言葉をかけたら聞くでしょうか。 肩…
感動とは、直接体験のなかで湧き上がるものです。 子どもがじかに自分の足で歩きます。 自分の目で対象をみつけます。 そして、じかに対象に触ってみる体験です。 大人や先生に指示されるものではありません。 子どもが子ども自身の本能に従って行動することが必要なのです。 大人が子どもに言います。 「あの山はうつくしいでしょ」 「あの花はきれいだね」 「この音楽は感動的だね」 だから山をしっかりとみてご…
私は最初は理科教師として、理科に力を入れました。 理科を教えていると、どうしてもそれぞれの専門的な理解が必要になります。 小学校において「力」「熱」「光」「音」などの学習があります。 教える立場として、どうしてもそれぞれの専門的な勉強をする必要が生まれてきます。 教科書の予備実験をしていると、それだけでは終わりません。 どうしてそのような結果になるのか。 どうして教科書のような結果にならないのか…
先生として子どもたちと向かいあっていると、平穏な日はありません。 たえず、子どもたちの実態が目に入り、心を煩わせることになります。 教育の仕事は気楽な仕事ではありません。 全神経を子どもたちのために使う仕事です。 にもかかわらず、思うようにならないことの方が多いです。 さらに、自分の人間としての未熟さを知ることになります。 しかし、先生として、実践家としての道を進むと、実践が私に教育の問題を投げ…
子どもたちが成長する基準を横におくか、縦におくかのどちらでしょうか。 子どもは大人の目からすると、どうしても横の進歩を気にします。 親は、他の子どもと比べて、勉強できる、運動力が高い、積極的であるという評価をします。 横、周りの子どもと比べて相対評価をしています。 よくある親の言葉に 子どもがいつも40点しかとれないのに、70点を取ったとします。 子どもは「テストの点数上がったよ」と言っても、親…
子どもたちが学校や学級で安心して暮らせる環境づくりは、誰もが大切であることは理解しています。 ところが、子どもにとってどんなことが安心なのかは具体的に考えられていません。 先生たちは「叱らないこと」「褒めること」を口々に語られます。 叱る、褒めるは子どもに対する働きかけの一つです。 ほめる・叱るという点だけをとりあげても、だれに褒められる、どのような場面で褒められる、その違いにおいて子どもにとっ…
子どもたちを目の前にして、悩むことも多いですね。 そうしたなか、指導者としての基本的な姿が見えます。 1.頑張ればなんとかなる 何とかしたいと思いながらうまくいかない。 子どもたちから自分の力不足を突きつけられても、なかなか諦めきれないことが多いものです。 やればなんとかなるという気持が、先生として指導者としての自分を牽引してきました。 授業においても生徒指導においても、自分なりの実践を試みます…
前回で、まず、子どもに好感をもってもらわないと、指導の効果は期待できないとお話ししました。 今回は、そのための実践例を提案します。 あくまで、私の実践例ですので、あてはまらない点もあるでしょう。 しかし、少なくとも効果的であったことは確かでした。 1.挨拶に言葉を添える 笑顔で挨拶をすることは、子どもを安心させる働きをします。 それに加えて、どのような挨拶にも、その子への言葉を一言添えます。 朝…
小学生の子どもを指導するにあたって最も大切なことは、指導者が子どもから好かれることです。 子どもにとって、嫌いな先生から励まされてもうれしくありません。 指導されても、心から従うという気持が薄いです。 好かれると先生の子どもへの指導が入っていきます。 子どもと先生の良好な関係が深まるステップは三つあると考えます。 まず、子どもたちが出会いにおいて、先生に良い印象をもつことです。 「なんとなくいい…