教育随想1220回 問題解決学習その4 問題解決の段階
問題解決学習は
①子どもたちが問題を構成する段階
②問題解決の方法を検討する段階
③問題解決の段階
④検証➡まとめ➡応用の段階
⑤反省の段階
以上の五段階ですが、三段階として
①問題把握 ②問題解決 ③まとめ
にする場合もあります。
重要なことは、この問題解決の五段階を最初からすべて指導しないことです。
問題は課題として先生が与えることも大切です。
問題になる内容、問題の加工の仕方などを先生が示します。
そのあとで、子どもたちで見つけられる内容であれば、子どもたちが自分で問題を構成できるようにします。
その場合、子どもたちの素朴な疑問から始まります。
疑問を出し合って、一つの(一つにする必要なし)共通の問題を構成できるように助言していきます。
最初から、すべてを子どもに任せるのは難しいです。
必ず、先生は助言を加えて子どもたちの学習意欲を底上げします。
問題構成のための教材、単元を選択します。
子どもたちにとってやさしい内容から始めます。
学びの始まりは「疑問を持つ」「立ち止まる」「ごたわる」ことができることです。
しかも、一人ひとりの子どもたちに育てるべき能力です。
その姿勢をじっくりと根気よく育てます。
最初の段階、特に新学期はゆっくりとていねいな指導が必要です。
問題構成の段階で
問題をつくることが難しい場合は
先生が課題を3つぐらいあげて子どもたちに考えさせます。
具体的な課題を前にすると、子どもたちは考えやすくなり、意欲も出てくるものです。
実践とは、理屈で子どもに指導することではありません。
子どもに対して、いかに具体的な案を提示できるかです。
そのために、目の前の子どもの実態を観察することに全力を注ぎます。
そして、それに対する指導を微妙に変化させていきます。
このあたりのことは、参考書を読まれてもわかりません。
先生の担任する目の前の子どもたちの動きによって、指導実践内容は変わってきます。(だから面白い)
子どもたちがどのように問題を解決していくかの問題になります。
今、何を学ぼうとしているのか。
どこまで学ぼうとしているのか。
どのようにして学んでいこうとしているのか。
子どもたちに徹底すべきことは以上の三点です。
学び手としての子どもたに集団として共通の認識をもたせます。